予想天気図(5月15日21時の予想)

週末はどこに波がある?TSN週間波予想(5月14日)

5月5日に梅雨入りした沖縄・奄美に加えて5月11日には九州南部が梅雨入り。
これは統計史上2番目に早い梅雨入りで、向こう一週間の予想天気図を見ても日本付近には梅雨前線が停滞気味となっており、関東やその他の地域でも例年より早まる可能性がある。
ちなみに関東でも過去に5月中に梅雨入りしたことが2度ある。

関東は千葉・茨城の風の影響を軽減場所へ

週末は高気圧の中心が東へ移動する一方、西から梅雨前線が北上、16日の日曜日には日本海まで北上して低気圧も発生する模様。

関東では14日の金曜日に東へ抜けた低気圧からの南東よりのウネリで十分なサイズがある。

15日の土曜日はウネリのピークが過ぎる予想、東よりの風も吹き込む見込みなので、特に千葉・茨城では風の影響が目立ちそう。
堤防などで風の影響を軽減出来る場所からチェックしたい。
湘南は朝の内オフショア、サイズダウンは早いと予想されるため、浮力があるボードを用意して早めに行動したい。

16日の日曜日は南〜南西風が強く、湘南は風波でサイズアップ傾向ながら厳しいコンディションが予想される。
千葉・茨城は高気圧からの吹き出しによる南東ウネリが多少強まることが予想される。
風をかわす場所はコンディションが整うこと考えられるが、風が強過ぎる可能性もあるので、最新の情報を参考にして行動したい。

西日本は東向きの場所が狙い目

西日本でも15日の土曜日は東よりの風が入りやすくなる見込み。
国府の浜などの東向きの場所はサイズダウンに加えて風の影響が気になりそう。
14日の金曜日の時点でハードな宮崎は落ち着く傾向ながら風の影響が気になることが予想される。

16日の日曜日は南〜南西風が強まる見込み。
南向きの場所は風波でサイズアップする可能性があるものの、コンディション的には期待出来ない。
国府の浜、宮崎などは東よりのウネリが続き、風の影響を受けながらも遊べる可能性はある。

日本海は穏やかな週末

日本海は15日の土曜日、西日本が南よりの風、北日本が東よりの風。
基本的には風は弱く、フラット中心の穏やかなコンディションが続くことが予想される。
16日の日曜日は前線の影響で天候が崩れ、南よりの風が強まる見込み。
場所によっては変化が出る可能性があるものの、全体に見ると厳しいと考えた方が良いだろう。

Waveシミュレーター 提供:BCM
週間天気図 5/16(日)21時/提供:BCM

(THE SURF NEWS編集部)

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