東京五輪開催まで残り3日。
サーフィン競技は7月25日の日曜日からなので、5日後のスタートになる。
そろそろ波の予想も具体的にできるようになり、BCMなどの波情報サイトでも、週明け26日にかけてハードなコンディションを予想。
海外メディアでも“開幕日に熱帯低気圧によるウネリが入る可能性があり、大会中盤〜終盤にかけてサイズアップするが、風やコンディションは低気圧の動向に左右される。”としている。
3つ目の台風が予想の鍵
・7月25日〜26日(大会期間1~2日目)
すでに南海上には台風6号、7号が発生。
この二つの台風は夏の太平洋高気圧に押されて大陸方面に反れてしまうために影響はなさそうだが、Windyの情報によるとサーフィン競技開幕日の7月25日〜26日にかけて熱帯低気圧、もしくは台風8号が房総半島沖を移動。
この二日間は会場の志田下にはオンショアになる北東風が強まる見込みなので、コンディションは期待出来ないが、大きくサイズアップすることが予想されている。
・7月27日~(大会期間3日目以降)
27日は熱帯低気圧、もしくは台風8号が三陸沖に抜けて風向きも西より、28日には南よりに変わる。
ウネリの向きは東から南東にシフト、27日がピークとなり、コンディションも改善することが期待出来る。
その後も28日〜29日にかけて南東ウネリが残る予想。
運営側の判断になるが、サーフィン競技は7月25日〜8月1日の8日間の内の4日間を使用するスケジュールなので、風が悪い最初の2日間をオフにして7月27日からのスタートになる可能性もあるかもしれない。
なお、この熱帯低気圧、もしくは台風8号の予想は気象庁のGSMモデル(スーパーコンピューター)、米国の気象機関(NOAA)発表のGFSモデル、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の各機関の予想が異なるなどまだ情報は不明確。
但し、大会期間中に波があることだけは確実と言えそうだ。
後日改めて最新の【東京五輪波予想】を更新する予定なので、最新の情報を参考に。
(THE SURF NEWS編集部)