台風9号、10号、11号と3つの台風が去り、日本付近には早くも秋雨前線が停滞気味となっている。
長崎・雲仙岳で観測史上1位の降水量を記録するなどしばらくは大雨による土砂災害、河川の氾濫、浸水などに警戒したい。
関東はサイズこそありそうだが…
今週末も秋雨前線が停滞気味となる一方、高気圧の中心がオホーツク海に停滞。
低気圧が前線上の東海上と朝鮮半島付近から日本海へ移動する模様。
関東では前線の南側になる湘南、千葉で南西風が強まる見込み。
茨城は前線の動向に左右され、不安定になると予想される。
湘南と千葉の南向きの場所は風波を中心にサイズアップする可能性があるが、コンディション的には期待出来ない。
千葉の風をかわす場所は動きの北東海上で遅い台風9号崩れの低気圧からの北東ウネリが残りそう。
茨城は13日の金曜の時点で台風9号崩れの低気圧からの強い北東ウネリが続き、クローズアウトやハードコンディション。
週末は落ち着く傾向となりそうだが、今のところ14日の土曜は南西風が強く、15日の日曜は北部から北東風に変わり、強まる見込み。
前記の通り、前線の動向に左右され、不安定になると予想される。
なお、関東では駐車場が閉鎖されている場所が多く、特に茨城はほぼ不可能という状況が続いている。
西日本は風の影響がネックに
西日本も前線や低気圧の影響で南西風が強まる見込み。
特に14日の土曜は風が強く、風波を中心にサイズアップする可能性があるが、コンディション的には期待出来ない。
強い風のピークが過ぎる15日の日曜も基本的には風の影響が目立ってしまいそう。
日本海は遊べる場所もありそう
日本海は低気圧の移動に伴い東〜北東風、15日の日曜は北よりの風が入りやすくなる見込み。
風波や低気圧からのウネリが強まり、場所にとっては遊べるコンディションになる可能性がある。
(THE SURF NEWS編集部)