先週末は台風16号が銚子沖を通過して日曜日には東海上で温帯低気圧に変わっていた。
サイズダウンは早かったものの、週明けの茨城や千葉は十分楽しめるコンディションだった。
台風が通過した後、水温がやや低下している場所もある。
秋の風に変わり、ウェットスーツも徐々に暖かいものを着用しているサーファーが目立っている。
なお、南シナ海に発生した台風17号は西より反れて11(月)にはラオスで熱帯低気圧に変わる模様。
フィリピン東の熱帯低気圧も西よりに反れる予想。
関東は日曜日の茨城・千葉
週末の関東。
9日の土曜は北に偏る高気圧の影響などで北東風が入りやすくなり、特に茨城では風が強まる傾向となる見込み。
茨城・千葉は風波や高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリでサイズは維持する可能性があるが、コンディションの悪化が目立ちそう。
比較的風が弱そうな千葉や風の影響を軽減出来る場所を狙いたい。
風をかわす湘南ではスモールコンディションが続くことが予想される。
10日の日曜日は北の低気圧から延びる前線が日本海から南下する模様。
北よりの風、日中は東〜南東風に変わる見込み。
湘南は大きなサイズ変化なく、日中は風の影響が気になることが予想される。
茨城・千葉は風波や高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリでサイズは維持する可能性があり、土曜日よりもコンディションは上向いてきそう。
なお、前線の南下が早まった場合、後半にかけて南よりの風に変わる予想。
この風次第で茨城南部や千葉北などはソコソコ遊べるようになる可能性もある。
西日本は東よりのウネリが強まる可能性があるが…
週末の西日本は東よりの風が強まる傾向となる見込み。
国府の浜などの東よりのウネリを拾いやすい場所は風波や高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリでサイズアップする可能性があるが、コンディション的には期待出来ない。
宮崎でも東よりの風が強まりやすくなり、風波や高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリでサイズアップする可能性はあるものの、厳しいコンディションが予想される。
日本海は基本的にスモールコンディションの週末
日本海は9日の土曜に気圧の谷の影響などで東よりの風が西日本で強まり、サイズアップする可能性があるが、大きな変化は期待出来ず、基本的にはスモールコンディションが続きそう。
風が南〜南東に変わる10日の日曜日はサイズダウンが予想される。
(THE SURF NEWS編集部)