今冬は南米・ペルー沖で発生したとみられるラニーニャ現象で寒い冬になるという発表があった。
西高東低の冬型の気圧配置になりやすく、日本海側では降雪量が増える可能性がある。
太平洋側でも例年より気温が下がることを想定して海の装備も完璧にした方が良いだろう。
なお、今週末は北日本中心の冬型の気圧配置から後半は高気圧の中心が本州付近から東海上へ移動。
21日の日曜日は前線を伴った低気圧が大陸を移動する模様。
週明けはこの前線と低気圧の影響で荒れた天候になり、その後は冬型の気圧配置が続き、本格的な冬の訪れを感じさせるだろう。
関東は千葉・茨城の日曜日
週末の関東は北〜北東風が入りやすくなり、特に20日の土曜日は強まる見込み。
19日の金曜日の時点でヒザ〜モモサイズの湘南はオフショアに抑えられた形が続き、スモールコンディションの週末が予想される。
千葉・茨城では20日の土曜日に風波でサイズアップする可能性があり、風のピークが過ぎる21日の日曜日は回復する場所もありそう。
但し、出来る場所は限られ、サーファーも集中してしまう可能性がある。
西日本はスモールコンディション
西日本は概ね高気圧圏内となり、北〜北西風。
21日の日曜日は後半に東よりの風に変わる見込み。
高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリが多少強まる可能性があるが、基本的にはスモールコンディションの週末が予想される。
浮力があるボードを用意して国府の浜などのウネリを拾いやすい場所へ向かうのが無難だろう。
なお、宮崎に関しては19日の金曜日の時点でハラ〜ムネサイズがあり、週末も東よりのウネリでサイズは維持する予想。
朝の内は風が弱く、日中は東よりの風が入りやすくなる見込みなので、早めの行動が良さそう。
日本海は日曜日に回復する可能性も
日本海では20日の土曜日に北〜北東風が強まり、風波でサイズアップする可能性がある。
風がおさまる21日の日曜日は回復することが予想されるものの、サイズダウンは早いと考えた方が良さそう。
(THE SURF NEWS編集部)