冬にラニーニャ現象が発生すると厳しい寒さに大雪になることが多いが、今年の冬も例に漏れず、北海道、日本海側では記録的な大雪。
冬の嵐と例えられるほどの日もあった…。
しかし、来週は3月、そろそろ春の兆しも見えてきた。
すでに今週末には暖かい南よりの風が吹き、特に関東では15度前後まで気温が上昇する予報。
関東は土曜日狙い
今週末は高気圧の中心が南海上を移動する一方、気圧の谷が北日本を通過する模様。
関東では26日の土曜日の日中から南よりの風が吹き始め、27日の日曜日は南西風が強まる見込み。
湘南では風波が強まる傾向となりそうだが、コンディション的には期待出来ない。
26日の土曜日、前半に少しでもウネリがあれば早めに行動するか、オンショアでのサーフィンと割り切るしかなさそう。
カムチャツカ方面で猛烈に発達している低気圧からの北東ウネリが続いている千葉・茨城では26日の土曜日に風向きに合わせて場所を選べばまずまずのコンディションが期待出来そう。
27日の日曜日はストレートオフショアとなる場所でも影響が気になるほど南西風が強まる可能性がある。
西日本はスモールコンディション
西日本は25日の土曜日の時点で国府の浜などの東向きの場所でもフラット。
26日の土曜日は南西風、27日の日曜日は西〜北西風に変わり、強まる見込み。
東向きの場所はウネリが抑えられてしまい大きな変化が期待出来ない。
磯ノ浦などの風の影響を受けやすい場所でも風波で多少サイズアップする可能性がある程度で基本的には厳しそう。
宮崎は25日の土曜日の時点でコシ前後。
週末は高気圧からの吹き出しによる東〜南東ウネリの反応が少し良くなる程度で基本的にはスモールコンディションが続きそう。
日中は北東風が入りやすくなる見込みなので、浮力があるボードで早めの行動が良さそう。
日本海は土曜日の前半か風をかわす場所狙い
日本海は26日の土曜日に南西風が強まる傾向、27日の日曜日は前半をピークに西よりの風が強まる見込み。
サイズアップ傾向となり、クローズアウトする場所が多くなりそう。
土曜日の前半に関しては風をかわす場所を中心にまだ落ち着いたコンディションで遊べる可能性があるので、波情報などを参考にして早めに行動したい。
(THE SURF NEWS編集部)