今週は師走に合わせて今シーズン一番の寒気が南下。
北日本を中心とした強い冬型の気圧配置になり、すでに北海道は暴風雪警報が出るほどの雪が降り、仙台や長野、佐賀でも初雪を観測している。
また、日本海側は強い季節風によってクローズアウトしている場所が多い。
週末の関東は千葉・茨城が良さそう
週末は気圧配置の変化が大きく、3日の土曜日は冬型の気圧配置が緩み、高気圧の中心が東海上へ移動。夜には北の低気圧から延びる前線が日本海から南下する模様。
4日の日曜日は北の低気圧から延びる前線が通過して冬型の気圧配置に移行。
前線を伴った低気圧が南海上を移動する模様。
関東では3日の土曜日が北よりの風、午後には南〜南西風に変わり、4日の日曜日にかけて持続。
前線が通過した後は北〜北西風に変わる見込み。
湘南では高気圧からの吹き出しや南よりの風波が強まる可能性がある。
今のところ風が変わるタイミングは日曜日の遅い時間帯になりそうなので、基本的には風の影響が入ったコンディションが続くと考えた方が良さそう。
土曜の前半はオフショア、スモールコンディションながらロングや浮力があるボードなら遊べそう。
千葉・茨城ではサイズダウンながら風向きに合わせて場所を選べば遊べる週末になりそう。
土曜日の前半に関しては北よりの風をかわす場所からチェックしたい。
西日本はスモールコンディション
西日本は冬型の気圧配置に伴い北西風が入りやすくなる見込み。
特に3日の土曜日はスモールコンディションが予想される。
4日の日曜日に関しては低気圧の動向次第でサイズアップする可能性があるが、今のところ低気圧の勢力は弱く、大きな変化は無さそう。
浮力があるボードを用意するのが得策と言えそう。
宮崎も3日の土曜日はスモールコンディション。
風は北西から日中は東よりに変わる見込みなので、早めの行動が良さそう。
4日の日曜日は低気圧の影響で北〜北東風が強まり、サイズアップする可能性があるが、コンディション的には期待出来ない。
日本海は土曜日の回復に期待
強い季節風によって大半の場所でクローズアウトしている日本海は3日の土曜日に南〜南西風に変わり、風をかわす場所は回復傾向となることが予想される。
4日の日曜日は太平洋側よりも早いタイミングで西〜北西の季節風が強まり、一気にハードになる可能性がある。
(THE SURF NEWS編集部)