フィリピンの東で中心気圧905hPaまで発達、猛烈な勢力で西へ移動している台風2号。
来週前半に沖縄付近で停滞した後、偏西風に乗って東よりに向きを転換する可能性がある。
気象庁のGSMモデル(スーパーコンピューター)、米国の気象機関(NOAA)発表のGFSモデルによると今のところ本州に最も接近するのは6/3(土)になる予想だが、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)は停滞を予想しており、まだ不明確と言える。
前線が活発化して大雨の可能性もあるので、最新の情報を参考にして無理のない行動を。
関東は千葉・茨城の南風をかわす場所
今週末は高気圧の中心が東海上に停滞気味となる模様。
関東では南よりの風が入りやすくなる見込み。
千葉・茨城では低気圧からの強い北東ウネリでハードになっているが、週末は北東ウネリが落ち着きつつ、高気圧からの吹き出しによる南東ウネリがやや強まり、風をかわす場所は期待できそう。
湘南では台風2号のウネリに期待したいが、本格的な変化は週明けと予想される。
週末はスモールコンディションに加え、風の影響が気になりそう。
なお、横浜では『GREENROOM FESTIVAL’23』が開催される。
西日本は風の影響が…
西日本は南東風が入りやすくなる見込み。
26日の金曜の時点で国府の浜はコシ〜ハラサイズあり、週末は風波や高気圧からの吹き出しによる南東ウネリでサイズこそ維持しそうだが、コンディション的には期待できない。
なお、西日本も台風2号の本格的な変化は週明けと予想される。
宮崎に関しては台風2号の影響が後半にかけて強まり、天候も下り坂。
南東風が強まる傾向となることが予想され、28日の日曜日は東よりの風も吹き込み、厳しくなる可能性がある。
27日、土曜日の朝は風が弱く、まだ遊べる場所もありそうなので、早起きして海に向かいたい。
今週末も日本海は基本穏やか
日本海は南よりの風が入りやすくなる見込み。
風はかわす場所が多いもののの、大きなサイズ変化はなく、先週同様に穏やかな週末になりそう。
(THE SURF NEWS編集部)