8月8日に南鳥島近海で発生して8月17日に北海道の西で温帯低気圧に変わった台風7号。
日本の南海上での動きが遅く、長期間に渡ってウネリを届けたが、最後は今年初めて上陸。
それも多くの人が休みとなるお盆中に記録的な大雨を降らせたお騒がせ台風だった。
台風は8月、9月が最も多く、サーファーにとっては嬉しいこともある反面、災害などには十分な注意が必要。
週間天気図を見ても日本の南海上にはいくつかの台風の卵になりそうな低気圧が予想されている。
関東は千葉・茨城の朝狙い
週末の関東は高気圧に覆われる模様。
しばらくウネリが続いていた湘南でも18日の金曜の時点でコシサイズ。
週末はサイズダウンに加え、日中は南よりの風が入りやすくなる見込み。
浮力があるボードで早めの行動が無難でしょう。
千葉・茨城は18日の金曜の時点で台風7号が残した南東ウネリと高気圧からの吹き出しによる東ウネリで最大頭オーバーサイズ。
週末は高気圧からの吹き出しによる東ウネリが続きそうだが、朝の内は風が弱く、日中は南東風が入りやすくなる見込み。
風が弱い朝の内に行動しておきたい。
西日本はスモールコンディション
台風7号の影響でしばらく波が続いた西日本だったが、週末はサイズダウン。
高気圧からの吹き出しによる弱い東ウネリが続く程度と予想される。
朝の内は風が弱く、日中は東よりの風が入りやすくなる見込みなので、国府の浜などのウネリを拾いやすい場所へ早めに向かうのが無難でしょう。
宮崎に関しては19日の土曜は東よりのウネリが続き、朝は風も弱く、コンディションが整う可能性もある。
20日の日曜はサイズダウン傾向、日中は東よりの風も入りやすくなる見込みなので、浮力があるボードで早めの行動が無難でしょう。
日本海は穏やかな週末
先週末は台風7号の影響などで予想外に変化があり、コンディションが整った場所もあった日本海。
18日の金曜の時点で八丁浜や新潟などは遊べているが、週末はサイズダウンが予想される。
風は弱いものの、穏やかなコンディションが続きそう。
(THE SURF NEWS編集部)