大型で猛烈な勢力の台風15号は13日金曜の午前9時50分発表の気象庁の予想によると小笠原父島近海を北東進中。
14日の土曜には日本のはるか東へ遠ざかり、15日の日曜には日本のはるか東で温帯低気圧に変わる模様。
この台風は中心気圧900hPaまで発達。
東海上の離れた位置を通過するために本州での直接的な被害はなく、ウネリだけを届けてくれる理想的な台風になりそう。
ちなみに台風15号の名前はボラヴェン。
これはラオスが提案したラオス南部の高原の名前になっている。
関東は台風からの南〜南東ウネリに反応
週末は台風15号の移動に加え、四国沖に低気圧が発生して南海上を東進する模様。
関東では台風15号からの南〜南東ウネリが強まり、湘南では15日の後半に低気圧からの南東ウネリに反応する可能性もある。
風は14日の土曜が北よりの風から南よりの風、15日の日曜が北よりの風の見込みなので、時間帯を選べば遊べる週末になりそう。
千葉・茨城は14日の土曜が北〜北西風、日中は東よりの風が入りやすくなる見込み。
風をかわす場所へ早めに向かうのが得策と言えそう。
15日の日曜は南東風が強まる見込みなので、影響が大きく出てしまうことが予想される。
但し、南海上を東進する低気圧の動向次第では風の予想が変わる可能性もある。
なお、15日の日曜に局地的な大雨が予想されている。
最新の気象情報を参考にして慎重に行動したい。
西日本は南東ウネリが強まる予想
西日本は台風15号の南東ウネリに加え、低気圧からの南東ウネリにも反応する可能性がある。
風は14日の土曜が北西、日中は南よりに変わり、15日の日曜は低気圧の通過に伴い一時的に東よりに変わり、通過後は北西風が強まる見込み。
国府の浜などのウネリを拾いやすい場所を中心に期待できるが、関東同様に局地的な大雨が予想されているため、最新の気象情報を参考にして慎重に行動したい。
宮崎に関しては、13日の金曜の時点で台風15号からの強い東ウネリでハードコンディション。
週末は落ち着く傾向、14日の土曜は風が不安定、もしくは東よりの予想だが、15日の日曜は西よりの風に変わる見込みなので、グッドコンディションも期待できそう。
日本海は山陰・北陸で変化がありそう
先週の連休中は波に恵まれた日本海。
今週は14日の土曜が高気圧に覆われ、風は弱いものの、ウネリも弱いと予想される。
15日の日曜は低気圧が日本海を移動する影響などで山陰・北陸で西よりの風が強まる見込み。
風波ながらサイズアップする可能性がある。
（THE SURF NEWS編集部）
