予想天気図(6月15日21時の予想)

週末はどこに波がある?TSN週間波予想(6月14日)

6月14日のお昼現在、梅雨入りが発表されているのは沖縄、奄美、九州南部、四国のみ。
平年では6月7日頃とされている関東甲信の梅雨入りも遅れている。

すでに梅雨前線は南海上に停滞しているものの、太平洋高気圧の張り出しが弱く、梅雨前線が北上できないのが理由とされている。
週間天気図によると来週は梅雨前線が北上する予想なので、そろそろ梅雨入りか?という見解もある。

関東は日曜の千葉・茨城で少し変化がありそう

週末は本州の南海上に前線が停滞気味となり、弱い低気圧が前線上を移動する模様。

関東では16日の日曜に低気圧からの南東ウネリの反応が少し良くなる可能性がある。
特に湘南は基本スモールコンディションで日中は南よりの風も入りやすくなる見込みなので、浮力があるボードで早めの行動が良さそう。

千葉・茨城は15日の土曜が東よりの風、16日の日曜は北よりの風が入りやすくなる見込み。
土曜は比較的風が弱そうな朝を狙うか、堤防などで風の影響を軽減できる場所からチェックしたい。
日曜は北よりの風をかわす場所にサーファーが集中する傾向となりそう。
なお、日曜の後半は千葉・茨城でも南よりの風に変わる可能性があるので、午後狙いなら茨城南部などが狙い目になりそう。

なお、水温は千葉北まで高めだが、茨城はまだ3ミリフルがジャストの冷たさ。
日中はやや上昇することが多いものの、湘南や千葉と同じと思うと寒い思いをする可能性があるので、注意したい。

西日本でも変化がありそう

西日本は15日の土曜が東よりの風。
サイズ維持、もしくはサイズアップする可能性があるが、コンディション的には期待できない。

16日の日曜は朝の内風が弱く、日中は南よりの風がやや強まる見込み。
南向きの場所は後半にサイズアップする可能性があるが、やはりコンディション的には期待できない。
風が弱まる朝に国府の浜などの東向きの場所へ向かった方が良さそう。

宮崎に関しては15日の土曜が東よりの風。
南東ウネリが続きそうだが、風の影響が気になることが予想される。
16日の日曜は朝の内風が弱く、日中は南〜南東風が入りやすくなる見込み。
大きなサイズ変化は期待できないため、風が弱い朝の内に行動したい。

今週末も日本海は穏やかな予想

日本海は15日の土曜が南よりの風。
風は弱いものの、ウネリも弱く、フラット〜弱いショアブレイクのみと予想される。
16日の日曜は西よりの風が東北でやや強まる見込みながら、大きなサイズ変化はなさそう。
変化が出たとしても風波で波質は期待できない。

週間天気図 6/16(日) 21時/提供:BCM

(THE SURF NEWS編集部)

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