早い方だと今週末からお盆休みの連休に入るが、昨年のこの時期同様に台風が接近している。
更に来週は日本の南海上に熱帯低気圧が発生する模様なので、しばらくウネリが続きそう。
なお、午前9時50分発表の気象庁の予想によると台風5号は日本の東を北北東進中。
10日の土曜にかけて発達しながら日本の東を北上して11日の山の日には宮城県石巻市の東南東海上、12日の振替休日は日本の東で北西に向きを変える模様。
その後、北日本を通過して日本海に抜ける珍しい進路が予想されている。
湘南は土曜か日曜の朝狙い
関東はすでに台風5号からの反応らしい変化が出ている。
湘南は10日の土曜、11日の山の日共に日中は南よりの風が入りやすくなる見込み。台風の進路的に大きな変化は期待できなく、日中は風の影響も気になりそうなので、浮力があるボードで朝の内に行動したい。
12日の振替休日は台風に向かって南よりの風が強まる見込み。風波でサイズアップする可能性はあるが、コンディション的には期待できない。
千葉・茨城は台風からの東ウネリが10日の土曜から11日の山の日にかけて強まる傾向となり、北よりの風、後半は西よりの風に変わる見込み。
特に山の日はクローズアウトする場所が大半になる予想。
12日の振替休日は台風に向かって南よりの風が強まる見込み。
ウネリの向きは南〜南東にシフト、ピークも過ぎる予想だが、基本的にはハードコンディションが予想される。
できるとしてもウネリと風をかわす限られた場所になりそう。
西日本は10日の土曜狙い
西日本も台風5号からの東〜南東ウネリが届きそう。
今のところ、10日の土曜がピークとなり、朝は北西風からのスタートになる見込み。
国府の浜などの東向きの場所は遊べるコンディションになりそうなので、早起きして海に向かいたい。
11日の山の日、12日の振替休日は西〜北西風が持続する見込みだが、サイズダウン傾向となることが予想されるため、浮力があるボードの方が楽しめそう。
宮崎に関しては高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリが続くことが予想される。
朝は風が弱く、日中は東〜南東風が入りやすくなる見込みなので、早めの行動が良さそう。
なお、8月8日夕方、宮崎県で最大震度6弱を観測する強い地震が発生。
宮崎県、鹿児島県で被害が大きくなっている。
気象庁は南海トラフ地震の想定震源域で新たな大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まり、「巨大地震注意」を発表している。
日本海はサイズアップ傾向
日本海は台風5号の北上に伴い、北よりの風が強まる傾向となる見込み。
10日の土曜はまだ変化がなさそうだが、11日の山の日から12日の振替休日にかけてサイズアップする可能性がある。
コンディション的には厳しい場所が大半になると予想されるものの、チェックはしておきたい。
なお、台風5号が日本海に抜けた後はしっかりしたウネリが入る可能性がある。
(THE SURF NEWS編集部)