今週は台風17号と18号が日本付近を移動。
台風17号は小笠原近海から日本の東海上を北上したため、特に千葉や茨城などで大きな変化があった。
台風18号は台湾方面に反れて衰退、4日の金曜には南シナ海で熱帯低気圧に変わっていた。
来週中盤には次の台風の卵になりそうな低気圧が日本の南海上に予想されている。
統計的に10月も台風は発生しやすく、直近では2022年に5つの台風が発生している。
まだ水温が高く、発達しやすいので、十分な注意が必要だろう。
週末の関東はできる場所が限られそう
今週末は前線が南海上に延び、高気圧の中心が北に偏る予想。
関東では北東風が入りやすくなり、特に茨城は風が強まる見込み。
茨城は特に風の影響を受けやすい南部を中心にサイズアップする可能性があるが、厳しいコンディションが予想される。
千葉は風波や高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリでサイズを維持、北東風をかわす場所にサーファーが集中する傾向となりそう。
まだ水温が高いこの時期の週末。混雑も激しくなりそうなので、十分に注意したい。
湘南はオフショアながらサイズダウン。4日の金曜の時点では南西の風波でコシ〜ハラあるが、一気にスモールになる可能性がある。浮力があるボードで土曜の朝一狙いが無難だろう。
西日本は日曜にサイズアップの可能性あり
西日本は5日の土曜が北〜北西風。
オフショアとなる場所は多いが、サイズダウンが予想される。
6日の日曜は東よりの風がやや強まる見込み。
オンショア ながらサイズアップする可能性がある。
宮崎に関しては週末を通して朝は北〜北西風、日中は東よりの風が入りやすくなる見込み。
大きなサイズ変化は期待できず、宮崎にしてはスモールの週末が予想される。
浮力があるボードで風が変わる前に行動した方が良いだろう。
日本海は土曜にサイズアップする予想
日本海は5日の土曜に山陰から北陸を中心に北〜北東風がやや強まり、サイズアップする可能性がある。
6日の日曜は風が弱まり、サイズダウン傾向となりそう。
朝の時点で少しでもウネリが残っていたら早めに行動したい。
(THE SURF NEWS編集部)