今週も冬型の気圧配置が続き、今朝は各地で今季最低気温を記録した。
海では水温も下がり、サーフィンの装備も徐々に真冬に近づいている。
関東では特に千葉北で水温が低く、14℃台まで突入してブーツ着用者も目立っている。
季節風にウネリが抑えられてしまいスモールコンディションの場所が多かった1週間でもあった。
関東では広い範囲で遊べる可能性がある
今週末は14日の土曜に低気圧が発達しながら東へ移動して冬型の気圧配置が強まる模様。
湘南は寒気による沖合の西風、東へ移動する低気圧からのウネリでサイズアップする可能性がある。
沿岸では北〜北東風の見込みなので、変化次第では遊べるコンディションが期待できそう。
千葉・茨城は北東ウネリが強まる可能性がある。
北西風がやや強まる見込みだが、千葉は風が合う場所が多く、期待できそう。
茨城に関しては風をかわしてウネリを拾いやすい一部でのサーフィンになるだろう。
15日の日曜は上空の弱い気圧の谷の通過に伴い日中は南西風が入りやすくなる見込み。
湘南は風が吹く前の早めのサーフィンが良さそう。
日中は寒気による沖合の西風でサイズアップする可能性があるが、コンディションの悪化が予想される。
千葉・茨城は北東ウネリが続き、日中は風をかわす場所でコンディションが整う可能性もある。
南西風の影響を受けやすい場所は早めに行動したい。
今週末も西日本は厳しそう
冬の季節風に抑えられてしばらく厳しいコンディションが続いている西日本。
今週末も西〜北西風がやや強く、ウネリは抑えられた形が続くことが予想される。
磯ノ浦で風波が少し強まる可能性がある程度。
基本的には厳しい週末になりそう。
宮崎に関しては14日の土曜をピークに北西風が強まり、15日の日曜は少し風がおさまる見込み。
基本的にはスモールコンディションが続きそうだが、浮力があるボードなら遊べる可能性はある。
日本海はハードな場所が大半と予想される
日本海は冬型の気圧配置が強まる14日の土曜に北〜北西風が強まり、大きくサイズアップしてクローズアウトやハードコンディションの場所が大半になりそう。
15日の日曜は西〜南西風が強く、特に東北では厳しい状況が続くと予想される。
週末はウネリと風をかわす限られた場所でのサーフィンになりそう。
(THE SURF NEWS編集部)