2024年の「週末はどこに波がある?」は今週で最後。
2024年は元日の午後に能登半島地震があり、台風シーズンには豪雨と災害の多い年だった。
夏の猛暑も記録的で、海の水温も千葉などで異常なまでに上昇していたのが印象的だった。
なお、2025年元旦の初日の出。
冬型の気圧配置に伴い、太平洋側は晴れる場所が多くなる予想。
東北に関しては低気圧の影響で雲が広がりやすくなりそう。
関東は広い範囲で遊べる可能性あり
週末は低気圧が発達しながらカムチャツカ方面からアリューシャン方面へ移動。
28日の土曜は冬型の気圧配置が続き、29日の日曜は西から次第に冬型が緩む模様。
湘南は西〜南西風が入りやすくなる見込み。
沖合の西風の影響でサイズは維持して時間帯によっては風がおさまる可能性もある。
千葉・茨城は低気圧からの北東ウネリが続く予想。
28日の土曜は西〜北西風がやや強まり、29日の日曜は西〜北西風、日中は南西風が入りやすくなる見込み。
風に合わせて場所を選べば遊べる週末になりそう。
西日本は厳しい週末
西日本は西〜北西風がやや強まる見込み。
国府の浜などの東向きの場所は風にウネリは抑えられた形が続き、厳しいコンディションの週末が予想される。
磯ノ浦に関しては風波でサイズアップすることも考えられるが、大きな変化は期待できない。
宮崎に関しては28日の土曜が北西風。
日中は風が強まりウネリは抑えられた形となるだろう。
宮崎にしてはスモールコンディションを覚悟したい。
風がおさまる29日の日曜も多少変化が出る程度と予想されるため、浮力があるボードが活躍しそう。
日本海は日曜後半に少しだけ期待
日本海は28日の土曜をピークに西〜北西風が強まる見込み。
27日の金曜の時点ですでにクローズアウトしている場所が多く、28日の土曜も厳しい場所が大半になりそう。
強い風のピークが過ぎる29日の日曜の後半に少しだけ期待したい。

(THE SURF NEWS編集部)