今週は春らしい陽気となり、桜の開花発表が相次いだ。
週末は強い寒気が南下して気温が低下する予報。
更に週明けは前線が停滞して菜種梅雨が数日間続くことも予想されている。
季節が冬に逆戻りするため、防寒対策は万全にしたい。
湘南はサイズを求めるなら土曜狙い
28日の金曜は低気圧が津軽海峡からオホーツク海へ移動する一方、寒冷前線が通過。
関東では南よりの風が強く、湘南は大きくサイズアップしている。
週末は低気圧や前線が遠ざかり、風向きも変わる見込み。
まずは湘南。
29日の土曜は北〜北東風に変わり、コンディションの回復が期待できそう。
30日の日曜はサイズダウンが進み、スモールになる可能性がある。
日中は南東風も入りやすくなる見込みなので、浮力があるボードで早めの行動を。
千葉でも28日の金曜の時点で南向きの場所は大きな変化が出ている。
29日の土曜は北東風がやや強まる見込みなので、影響を軽減できる場所にサーファーが集中する傾向となりそう。
30日の日曜は弱まりつつ北よりの風に変わる見込み。
サイズダウンが予想されるが、日曜の方が広い範囲でサーフィンできそう。
茨城は28日の金曜の時点で千葉よりも変化が少なく、29日の土曜は北東風が強まり、ハードコンディションが中心になりそう。
狙うすれば風のピークが過ぎる後半の北部だろう。
30日の日曜は北風、後半は北東風に変わる見込み。
土曜よりも大分風はおさまり、ウネリも落ち着き、北部は回復が期待できそう。
(お昼前の干潮時は指定場所で潮干狩りが増えそうなので、インサイドは注意)
西日本は土曜の朝にできれば早めの行動
西日本は28日の金曜に前線の通過に伴い南よりのウネリが強まる可能性があるが、29日の土曜は北西風が強まる傾向となり、ウネリは抑えられてしまいそう。
一気にサイズダウンすることも考えられるため、朝の時点で少しでもウネリが残っていたら早めに行動したい。
30日の日曜も北西風が強まりやすく、ウネリは抑えられた形。
この日は朝から厳しい場所が大半になりそう。
日本海は荒れる場所もありそう
週末の日本海は特に東北で風が強く、西〜北西の風波が強まる可能性があるが、コンディション的には期待できない。
雪が降る予報も出ている。
北陸から山陰にかけては29日の土曜は北〜北西風で東北と比べると風は弱そう。
風波で少しできる場所もありそうなので、チェックはしておきたい。
30日の日曜は北西風が強まり、大きな変化も考えられるが、コンディション的には期待できない。
風の影響を軽減できる場所をチェックしたい。

(THE SURF NEWS編集部)