現在、オーストラリアのベルズビーチで開催中のCT第2戦『Rip Curl Pro Bells Beach』は ミック・ファニングの引退試合。
ワイルドカード時代に優勝してから4度も制しているこのイベント、長年のスポンサー「Rip Curl」の本拠地でもあるこの場所をミックは最後の舞台に選んだ。
3度のワールドタイトルを獲得したミックは「Rip Curl」チームの中でも特別な存在であり、サーフボードのノースに貼ってあるロゴも他選手が赤に対してミックだけが黒。
これは2012年に2度目のタイトルを獲得した後にミックが提案して実現した’ブラックステッカー’という特権でもある。
それがベルズ戦に限り、ミックの功績に敬意を表して他のチームメイトもブラックステッカーに張り替えている。
ここまではすでに流れていたニュースだが、CT以外の選手でも世界中にブラックステッカーを張ったサーファーがInstagramなどのSNSで輪を広げている。
日本でも稲葉玲王、西優司、都筑有夢路、などがこの輪に参加。
世界中に溢れているミックへのリスペクト。
R1は素晴らしいライディングでクリア。
次はR3のミックのヒートに注目したい。
(空海)