7月26日、東京五輪サーフィンの男子ラウンド3で、直接対決を強いられることになったアメリカ代表のコロヘ・アンディーノとジョンジョン・フローレンス。
本来ならどちらも表彰台候補の2人だが、怪我から万全に回復した模様のコロヘに対し、ジョンジョンは怪我の状況が心配されるなかでのヒートスタートとなった。
ヒート開始後すぐ、いきなり先制をしかけたのはコロヘ。難易度の高いフルローテーションエアーをクリーンメイクして8.50pt、ジョンジョンもレイバックで4.85ptを返すも、その後はスコアリングウェイブを掴めないままヒート中盤へ。
後半にかけては、コロヘが4点台、6点台を重ねてトータル14.83pt。ジョンジョンも積極的に波を掴んでいくも、追い上げ届かずトータル11.60pt、ここで敗退となった。
負けてしまったのは残念だけど、この場にこれただけでも嬉しいよ。オリンピックに出場するためのプロセスを楽しむことができた。次のオリンピックもぜひ目指したいと思う。
ヒート終了後のジョンジョン・フローレンス
本ヒートを勝ち上がったコロヘ・アンディーノはベスト8入り。次の準々決勝で、日本の五十嵐カノアと対戦する。
(THE SURF NEWS編集部)