(次回大会からロシアの国旗が消えることに...) PHOTO: ISA / Sean Evans

国際サーフィン連盟(ISA)が無期限でのロシア除外を発表

2022年3月1日、国際オリンピック委員会に加盟する世界最大のアマチュアサーフィン団体「国際サーフィン連盟(ISA)」は、前日に行われたISA執行委員会による臨時総会でロシアからの選手・役員に対して競技除外を課すことを決定。

これは2月28日に「国際オリンピック委員会(IOC)」が全ての国際競技連盟に、国際大会からロシアと同盟国ベラルーシの選手や役員を除外するように勧告したことを受けての決定でもあり、ロシア政府によるウクライナへの侵攻とウクライナ人に対する恐ろしい無差別の軍事攻撃をISAが強く非難した結果だ。

ロシアの選手及び役員は、今後無期限でISAの試合に出場停止となる。当面の間、ロシアおよび近隣地域でISA大会を開催しないことを表明した2月26日の声明に対して、追加の制裁措置が取られた。

また、ISAは以下のメッセージを公式サイトに掲載している。

「世界のサーフィンコミュニティはロシアによるひどい侵略行為と、ウクライナへの侵略を促進するためのベラルーシの役割に愕然としている。
この危機に対して明確な見解を持ち、ウクライナ、ウクライナ国民と連帯する。
この侵略は人間の悲劇であり、私たち全員が強い姿勢をとり、このような暴力を容認せず、忘れないというメッセージを送る必要がある。

また、今回の決定は一般市民、選手、関係者の安全を確保し、競技の完全性を守るためである。
ウクライナサーフィン連盟と連絡を取り合い、ウクライナのサーフィンコミュニティに支援を提供し続け、できるだけ早く平和が回復されることを願っている。」

ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/

(空海)

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