すでにファーストスウェルと呼べるようなノーススウェルが入り、これから本格的なシーズンを迎えるオアフ島・ノースショア。
ノースショアの象徴とも言えるパイプラインの目の前に豪邸が立ち並んでいるのはサーファーならご存知の通り。
パイプラインの丁度目の前に構えるのは俗に言う「Volcom House」で1970年代後半にジェリー・ロペスがこの家を建てたことで有名だ。
そのパイプラインからバックドア、OTW側に数軒を開けて建つ「Billabong House」も約20年の歴史がある家で、故アンディ・アイアンズを始め、ジョエル・パーキンソン、イタロ・フェレイラと「Billabong」ライダーがこの家を拠点としてマスターズの栄冠とワールドタイトルを手に入れてきた。
その「Billabong House」が売却されたというニュースが入ってきた…。
そもそもBillabongは数年前に「Quiksilver、Roxy、RVCA、VonZipper、DC、Element」を所有するBoardridersの企業傘下に入った。
当時の売却価格は1億5,500万ドルと言われている。
投資会社が支援しているBoardridersが恐らく数億(噂では600万ドル、日本円で約8億8千万円)はするだろうこの家を手放すことは決して不思議ではなく、これも時代な流れなのだろう。
幸いにも新しいオーナーはBillabongのライダーがこの家を使い続けることを認めているそうだ。
そんな「Billabong House」を故アンディの妻、リンディ・アイアンズが紹介。
動画は2014年と古いが、よく見る裏庭や、いくつものベットルームを含む間取りはまさに豪邸という呼び名がふさわしい贅沢さ。
ノースショアのハイシーズン時は世界中からライダーが集まることもあり、キッチンは3つ、バスルームは4つもある。
(これからのアップカマーは下の階の相部屋で寝ることになるらしく、CT選手になると個室が持てるとか)
2014年の動画ということで息子のアクセル・アイアンズはまだ4〜5歳と可愛い盛り。
誰の影響か、サーフボードに乗ると何故かノーズライドをするのがなんとも可愛い…。
(空海)