すでに南半球からのスウェルが、トップギアでインドネシア諸島を目指している!
Ref : www.surfline.com
サーファーのディズニーランド・インドネシアは、一年中サーフィンが楽しめる。その最上級のシーズンは4月から10月までで、ソリッドなスウェルが絶え間無く続き、サーファーを狂喜させる。
気象学的にも、スウェルの活性が4月に入ると急激に上昇し(今現在起きている状態)、スェウルは時間が進むに連れてさらに大きくコンスタントになっていく。
スウェルの活性は例年だと6,7,8月がピークとなるが、今年もその状況が続きそうだ。サーフラインの過去30年間のデータベースを調べても、4月は50%の確率でファンサイズの波を楽しめるし、今年に限った予想だと50%からほぼ100%となる。インド洋の南ではストームの活動が活発となり、まだ早いシーズンでありながらソリッドなスェウルがトップギアにシフトアップしてインドネシア諸島を目指している。22〜23日、25〜26日もピークがやってきそうだ。
長期予報で調べてもストームの活性は激しく、南インド洋周辺ではその状態が5月半ばまで続く。スウェルのディレクションは南から南西だから、それに合ったサーフポイントを選択するのが賢明。
風向きは、今年も例年とおりにシーズンに入るとシフトした。高気圧がインドネシアの南から南西に留まり、バリや周辺の島にとっては東南東の貿易風を約束してくれる。メンタワイなどの北部のエリアはその高気圧による風の影響はないが、例年とおりの安定したコンデションとなるだろう。総体的に見れば、今年は4月からすでにハイシーズンに入ったようなコンデションとなっているから、つまりそれに合わせたサーフボード選びが重要となる。
オリジナルテキスト: JONATHAN WARREN
(李リョウ)