2019年9月7日(土)から15日(日)までの9日間にわたり、宮崎県宮崎市木崎浜海岸にて開催される「2019 ISAワールドサーフィンゲームス」 の大会アンバサダーにオリンピック競泳メダリスト松田丈志氏の就任が決定。さらに、付帯イベントとしてフェスイベントが開催されることも発表された。
本大会は、2020年東京オリンピックの出場選考大会の一つであり、アジア1位になれば五輪での1枠が確保できるため、非常に注目度の高いイベント。
2018年9月に愛知県田原市で開催された同大会で、団体金メダルを獲得した日本代表“波乗りジャパン”の活躍にも、より一層注目が集まることが予想される。
五輪3大会連続メダリスト松田丈志氏
この度アンバサダーに就任した松田丈志氏は、宮崎県延岡市の出身であり、自身もサーファー。2008年北京大会、2012年ロンドン大会、2016年リオ大会と、3大会連続の五輪メダリストであり、2017年に宮崎県日向市で開催された「ISAワールドジュニアサーフィンチャンピオンシップでもアンバサダーを勤めている。2020年を目指す選手にとっては4大会連続出場のオリンピアンと交流を深めることで、アスリートの姿勢や心構えを学ぶことが期待される。
それに先立ち、5月6日(月・祝)、7日(火)に千葉県一宮町釣ヶ崎海岸にて開催される本大会への出場権をかけた選考大会「第1回ジャパンオープンオブサーフィン」で、選手たちを激励に訪れることも決定。
フェスイベントの開催も決定
さらに、同大会ではサーフィンのコンテストに加え、大会期間中の9月7日~8日にフェスイベント『The 2019 ISA World Surfing Games Festival』の開催も決定。会場の木崎浜に隣接する宮崎県総合運動公園で行われ、イベント制作はGREENROOM CO.が担当する。
■イベント概要
イベント名:The 2019 ISA World Surfing Games Festival
会場:KIRISHIMA ヤマザクラ 宮崎県総合運動公園 第2陸上競技場
開催日程:2019年9月7日(土)・8日(日)
時間:未定
料金:入場無料
制作:GREENROOM CO.
実施内容:MUSIC/BEACH MARKET&WORKSHOP/Beach Cafe&Foods
ISAワールドサーフィンゲームスについて
サーフィンの世界チャンピオンと国別ランキングを決定する世界選手権で、1964年の第1回大会を皮切りに、世界各地でほぼ1年おきに開催されている。
日本でのISA[国際サーフィン連盟]主催大会は、これまでに2017年9月の「VISSLA ISA World Junior Surfing Championship」(宮崎県日向市)、2018年9月の「2018 ISAワールドサーフィンゲームス」(愛知県田原市)が開催。
2018年の同大会には、42ヶ国・地域から197名の選手が出場し、日本代表チームは初の国別総合優勝を果たしている。
■大会概要
大会名称:2019 ISAワールドサーフィンゲームス
(英字) 2019 ISA World Surfing Games
開催期間:2019年9月7日(土)~15日(日) =9日間=
大会会場:宮崎県宮崎市木崎浜海岸
主催:国際サーフィン連盟(International Surfing Association:ISA)
主管:2019 ISAワールドサーフィンゲームス実行委員会
(特別名誉顧問/森 喜朗:公益財団法人東京オリンピック・ パラリンピック競技大会組織委員会会長、名誉会長/河野 俊嗣:宮崎県知事、会長/戸敷 正:宮崎市長、副会長/酒井 厚志:一般社団法人 日本サーフィン連盟 理事長ほか)
出場国:約50ヵ国・地域(予定)
出場選手:約300名(予定) ※各国男子3名、女子3名
五輪出場権:アジア、アフリカ、ヨーロッパ、オセアニア各エリアの最上位選手が、東京オリンピック出場権を獲得します。
■大会会場について
宮崎市から青島方面に向かい、県総合運動公園からほど近い木崎浜。2〜3キロにわたる長いビーチでは、1年を通じてコンスタントに波があり、県外からも多くのサーファーが訪れる国内屈指のメジャーポイントです。これまでにも、大小さまざまなサーフィン大会が数多く開催されています。
(THE SURF NEWS編集部)