昨年、20周年を迎えた『Burleigh Single Fin Festival』はオーストラリアの歴史あるポイントブレイク、バーレーヘッズを舞台とした年初に開催される変わり種イベントで、バーレーボードライダーズクラブが主催。
1985年以前のシングルフィンが出場の条件であり、過去にミック・ファニング、ジョエル・パーキンソン、ラスタ、ジェイ・トンプソン。
ラビット、ゲイリー・エルカートン、シェイン・ホランといったレジェンドも参加した経験があり、本気でタイトルを狙って競う。
スポンサーは「Billabong」だが、優勝賞金はない。
しかし、故アラン・バーンのシングルフィンのハンドシェイプのボードが贈られるし、オーストラリアのサーファーにとって名誉であり、友人に自慢出来るタイトルなのだ。
昨年はアラン・バーンのディープチャンネルのビンテージボードを駆ったジョエル・パーキンソンが優勝。
21回目となった今年は1月6日に開催されたが、残念ながら波はスモールに加え、風の影響が入ったバンピーで難しい波だった。
そんな悪条件で初参加のタジ・バロウが優勝。
(オッキーも参加していた)
2016年に37歳にしてCTを引退したタジだが、まだまだ現役で通じるようなライディングを披露。
勝利への執念も衰えてないようだ。
「’Burleigh Single Fin Festival’に参加するのは初めてだから、緊張したよ。なんと言ってもランチタイムが凄いって噂だったからね(笑) みんなアニマルみたいにビールを飲んでいた。波は小さかったけど、バーレーは素晴らしい地形さ。スウェルの大きさに関係なく楽しんで週末を過ごせたよ」