5月7日、日本サーフィン連盟(NSA)は、『第1回ジャパンオープンオブサーフィン』にて、2019年のサーフィン日本代表“波乗りジャパン”のメンバーを発表。男子は、五十嵐カノア、村上舜、大原洋人の3名。女子は、前田マヒナ穂乃香、松田詩野、脇田紗良の3名が選ばれた。
このメンバーで今年9月に宮崎県宮崎市・木崎浜で開催される世界選手権『ISAワールドサーフィンゲームス』に日本代表として出場することになる。
2019年ワールドサーフィンゲームスでアジア1位になると、2020年東京五輪での日本の出場枠が1つ確保される。1位を獲得した選手は内定となるが、2020年の同大会の結果次第では、オリンピック出場は別の選手になる可能性もある。
2019年の日本代表は以下基準にて選考された。
■ISAワールドサーフィンゲームス(世界選手権)選考基準
1.2018年ワールドランキング1位の選手(日本人最高位ランキング) 男女1名ずつ
→五十嵐カノア、前田マヒナ穂乃香
2.ジャパンオープンオブサーフィング 優勝者 男女1名ずつ
→村上舜、松田詩野
3.NSA強化部の推薦枠として、過去のISA戦績より 男子1名ずつ
→大原洋人、脇田紗良
※選考選手はアンチドーピング規定、NSAおよびJOC規定等に則り、選手との同意後に確定される。
推薦枠の選出基準について、NSA吉永修強化本部長は「男子は、オープンとジュニアでまだレベルが分かれているため、ISA世界選手権出場者の中から選出。村上選手がジャパンオープンで優勝したため、次点だった大原選手に決定。女子は、オープンとジュニアのレベル差が殆どないため、昨年のISAジュニア世界選手権から選出。U16 で3位だった脇田紗良と、U18で3位の野中美波は同率だが、今年のWQSランキングも加味して上位の脇田紗良に 決定した。」と説明した。