[2018/01/17追記]
日刊スポーツによると、16日のNSA理事会を経て、内定が決定。NSAは強化指定の条件として、CT等の各種大会に日本選手として参戦することと、日本のパスポート所持を通達しているという。早ければ2月上旬に、カノアを含めた80人程度が強化指定選手として正式発表されるようだ。
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15日、五十嵐カノアが、2020年東京五輪に向け日本代表として日本サーフィン連盟(NSA)の強化指定を受けることが確実になったと、各紙が報道した。
両親が日本人で、カリフォルニアで育ったカノアは、日米両国籍を持つ。昨年12月にNSAの登録手続きを進め、来日時のインタビューでは「親戚も家族も日本人。日本代表として出たい。」と語っていた。
ワールド・サーフ・リーグ(WSL)のチャンピオンシップツアー(CT)には、これまで米国籍として出場していたが、3年目となる今季は「日本選手」として出場する見込み。
東京オリンピックの代表選考にもなる、ISAワールドサーフィンゲーム(2018年9月・愛知県田原市)にも、日本代表として出場する可能性が高まった。
COVER PHOTO:『Vans US Open of Surfing』で初優勝した五十嵐カノア © WSL/Van Kirk
(THE SURF NEWS編集部)
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