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WSLの最高マーケティング責任者にウィル・チグネルが就任

今月11日、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)は、最高マーケティング責任者(CMO)にウィル・チグネル(Will Chignel)を任命したと発表した。

彼は、今後グローバルマーケティング、ブランド、ソーシャルメディア、広報、コミュニケーションを担当し、CEOのソフィー・ゴールドシュミット(Sophie Goldschmidt)ら経営陣をサポートする。

チグネルは、英スポーツ専門チャンネルSkySportsでのアナウンサー経験をもち、2001年から約10年ほどマーケティングコンサルティング会社を経営していた。2011年からはRFU(英ラグビーフットボール協会)で、2016年からは国際ヨットレースの運営組織America’s Cupで、CMOを務めていた。

CEOのソフィーは「WSLにウィルを迎えることが出来、とても光栄に思います。昨年、CMOとしてAmerica’s Cupの収益化に貢献した彼から、我々WSLは多くのことを学べると期待しています。WSLとスポーツとしてのサーフィンの未来は、明るいでしょう。」とコメントしている。

昨年7月には、ソフィー・ゴールドシュミットがCEOに就任し、8月からは、UFC(米総合格闘技団体)の役員を務めていたジョセフ・カー(Joseph Carr)が最高戦略責任者を務めている。今回、新たにCMOとなったウィルも含め、いずれもプロフェッショナルスポーツのマーケティングや商業化に貢献してきた人物だ。

一部の海外メディアは、今回のニュースを「2020年のオリンピックデビューを控えた、サーフィンにとって重要な時期の人事配置である」と報道。2年半後、WSLは、サーフィンは、世間の中でどのようなポジションに立っているだろうか。

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(THE SURF NEWS編集部)

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