7月30日、東京2020組織委は、五輪チケット1次抽選販売で落選した人限定の「第1次抽選の追加抽選販売」の詳細を発表した。
8月8日より公式販売サイトで申込受付を開始するが、今回はサーフィンは対象外。次のチャンスは、2019年秋以降の「第2次抽選販売」となる。
サーフィンは他競技よりも当たりづらい?
編集部では、1次抽選の結果発表後に、周辺サーファーに聞き取り調査を実施。回答者54人のうち、五輪サーフィンのチケットを申し込んだのは30名(全153枚分)で、そのうち当選者は3名(6枚分)だけだった。
サーフィンの当選確率は人数ベースで10%、枚数ベースだと3.92%という結果になった。
マネープレスの調査によれば、 五輪チケット (競技は問わない) に申し込んだ79人のうち、当選したのは24人で当選確率は30.4%。
つまり「サーフィン」は、その他競技平均より3倍以上も当たりづらいと読み取れる。
第1次抽選の追加抽選販売では68万枚以上販売
追加抽選は当初予定されていなかったが、落選者が大量に出たたことを受け、救済措置として急遽実施が決定。
抽選申込受付は、8月8日未明から8月19日午前11:59まで。公式販売サイト上で行われ、競技全体で68万枚超販売される。1次抽選で1枚も当たらなかった人のみが申し込み可能で、申し込みは1セッションに限定される。
対象競技は、水泳、陸上競技、自転車競技、サッカー、ラグビー、バレーボール、バスケットボールなど。サーフィンは対象外。
1次抽選販売では、512万人が申し込み、96万人が当選。購入手続を終えた総枚数は322万枚。当選者の9割は購入をしたとのこと。。
今回販売される68万枚は、1次抽選用に用意していた枚数の中から捻出され、基本的には売れ残ったものや、当選後購入まで至らなかったものになる。
例外として、全ての席種が用意できないセッションは、今回の販売対象外となるそうだが、サーフィンの席種はA席の1種類のみ。サーフィンについては、第1次販売の予定枚数が全て売り切れたということだろう。
サーフィン次のチャンスは秋以降の2次抽選
1次抽選でサーフィンに落選してしまった人は、次のチャンスは2019年秋以降に予定されている「第2次抽選販売」となる。
▼チケット販売スケジュール
2019年5月29日~ 第1次抽選販売
2019年8月8日~ 第1次終戦の追加抽選販売
2019年秋~ 2次抽選実施
2020年春~ 春期販売(公式販売サイト/街なか販売所/公式リセール)
200万円でサーフィン観戦?!
その他の観戦する方法として、東京2020オフィシャルパートナーの近畿ツーリストが提供する五輪観戦ツアーに参加する方法もある。現在、受付を行っているのは複数競技のチケットがついた「制覇シリーズ」で、サーフィンを含むコースは42.8~202万円。
おなじく旅行サービスのオフィシャルパートナーであるJTBも、五輪観戦ツアーを提供しているが、今のところサーフィンを含むツアーはない模様だ。
THE SURF NEWSでは、秋の2次抽選の時期、方法など、続報が入り次第お伝えしていく。
東京2020公式サイト:https://tokyo2020.org/jp
(THE SURF NEWS編集部)