クレジットカード大手のVisaが、東京オリンピックの延期を受けて、五十嵐カノアをはじめ各国の東京五輪代表候補からなるTeam Visaアスリートとのスポンサー契約を、2021年まで延長した。
世界的な新型コロナウイルスの流行により、5月開催予定だった世界選手権や東京オリンピックの延期に加え、五十嵐カノアが主戦場とするWorld Surf Leagueも5月末までの試合中止を発表。選手にとって不安な状況が続くなか、契約延長を明らかにした五輪主要スポンサーは初めてだという。
同社はTHE SURF NEWSの取材に対して、「Team Visaとして(全選手を対象に)契約延長をした。アスリートのサポートを継続していく姿勢を示したい。」とコメントした。
Team Visaメンバーには、五十嵐カノアのほか、競泳の瀬戸大也、BMXの中村輪夢をはじめ、日本では10選手。世界では51の国と地域から全85名以上の選手がいる。
(THE SURF NEWS編集部)