3月8日、Surfing Australiaは2018年のオーストラリアのサーフィンナショナルチームを発表した。Surfing Australiaは、日本でいうNSAのような存在で、オーストラリアにおけるISAの中心的存在であり、豪オリンピック組織委員会の認定機関でもある。
今年1月に、同団体はオーストラリアのトップアスリートを集め、3日間の強化合宿を実施。その合宿に招待された選手の中から、今回の代表選手が選ばれた。
7×ワールドチャンピオンのレイン・ビーチリー、4×ワールドチャンピオンのマーク・リチャーズ、元WSLサーファーでタレントのケイト・ウィルカムズ、3×ワールドチャンピオンのミック・ファニング、元CTサーファーのビート・ダービッジなどが、選考委員会を務めた。
▼2018年オーストラリアナショナルチーム 全16名
ジュリアン・ウィルソン Julian Wilson
マット・ウィルキンソン Matt Wilkinson
オーウェン・ライト Owen Wright
コナー・オレアリー Connor O’Leary
エイドリアン・バカン Adrian Buchan
ウェイド・カーマイケル Wade Carmichael
マイキー・ライト Mikey Wright
イーサン・ユーイング Ethan Ewing
スチュアート・ケネディー Stuart Kennedy
タイラー・ライト Tyler Wright
ステファニー・ギルモア Stephanie Gilmore
サリー・フィッツギボンズ Sally Fitzgibbons
ニッキ・ヴァン・ダイク Nikki van Dijk
キリー・アンドリュー Keely Andrew
ブロンテ・マコーレー Bronte Macaulay
メイシー・キャラハン Macy Callaghan
同団体のCEOアンドリュー・スタークは、「素晴らしいサーファーが多くいる中で、代表選手を16人に絞るのは大変でした。今回選ばれた16名は、2020東京オリンピックでも代表選手になる可能性が高く、WSLでのワールドタイトル獲得や2020東京五輪での金メダル獲得に向けて彼らと共に歩んでいくのが楽しみです。」とコメント。
1月に行われた強化合宿では、サーフィン・ジム・プールなどのトレーニングのほか、参加者同士の食事会も催された。
加えて、オーストラリア五輪組織委員会からオリンピック関連の情報共有がされたり、他競技の五輪金メダリストが登壇したりと、2020東京オリンピックでの金メダル獲得に向けて、組織的に選手達をサポートしていく体制が着々と構築されているようだ。
さて、気になる日本国内の強化選手合宿は、今週末3/10(土)~3/11(日)に千葉・鴨川で実施される予定。THE SURF NEWSでは、現地リポートなども追ってお届けします。
(THE SURF NEWS編集部)
COVER PHOTO:© Surfing Australia