全国で多くの海水浴場が開設無しとなる今夏、多くの海岸で管理者不在の状態になることを懸念して、7月1日、日本サーフィン連盟は日本ライフセービング協会との共同メッセージを発信した。
「海岸で安全に楽しむために」「みんなで海を守ろう」との共通の見解のもと、海を愛し、熟知しているサーファーとライフセーバーが協力して海の安全を見守り、率先して事故防止に努めていくことを呼びかけた。
また、先日公開したウォーターリスクマネジメント協会との海での事故対処方法や、「新たなサーフィンのルール」について改めて呼びかけた。
全国のサーフィン愛好者へ
■サーファーとライフセーバー、共に海の安全を見守りましょう。
■利用する海岸の海水浴場は開設されていますか。
■新たなサーフィンのルール、新たな海岸利用のルール、知っていますか。
■海岸の利用者同士、優しく見守り、ゆずり合い。
■離岸流など危険な場所は教えてあげる。時には安全な場所へ誘導。
■人が多い場所は避けて、子供にも気を付けて。
■まずは自身の安全確保、次に他者の手助けを。
■その救助方法は危険ではないですか。
■すばやく通報。ライフセーバー、消防署、海上保安署へ。
■海の「もしも」は118番へ。
新しい生活様式に合わせた、新しい海岸利用のあり方。
事故が起きないように自身が安全知識を持つ。
さらにサーファーとライフセーバーが共に海を見守ることで、事故を未然に防ぐ。
海を愛する私たちが率先して事故防止に努めていく。
私たちの共通の願いです。
2020年7月
一般社団法人 日本サーフィン連盟
公益財団法人 日本ライフセービング協会
(THE SURF NEWS編集部)