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訃報:ハワイ初の元世界チャンピオン、デレク・ホー逝く

メイソン・ホーの叔父で、パイプラインマスターに2度、トリプルクラウンに4度輝いたレジェンド


元プロサーファーのデレク・ホーが心臓発作で病院に緊急入院し、昏睡状態に入ったという一報が米国のウェブ系サイトによって発信された。その後。家族や友人に見守られながら惜しくもこの世を去ったという残念な知らせが続いた。享年55才。

デレク・ホー:1964年の9月26日ハワイカイルアに生まれる。サーフィンは3歳で始めた。1983年にプロツアーに参加しパイプラインマスターズで3位に入賞、その年のランキングは30位。1989年にはランキング2位まで上り詰めた。しかしその後は低迷し1990年は6位。1992年は30位までランキングを落とすことになった。

1993年は最後のチャンスと決意を新たにしてステディに戦い9戦目にしてランキング4位。最後のパイプラインマスターズで優勝しハワイアンで初めての世界タイトル、しかも29才で手にすることになった。(上位にいた3人の選手はクォーターファイナルで破れた)

兄はパイプラインマスターズチャンピオンのマイケル・ホー、またハワイアンシンガーとして有名なドン・ホーの従兄弟にあたる。メイソン・ホーとココ・ホーの叔父でもある。

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1993年のパイプラインマスターズでの大逆転劇は、今でも多くのサーファーの脳裏に鮮明に焼きついている

デレク・ホーは世界チャンピオンというだけでなく、他にもビッグウェーブで輝かしい戦歴を誇った。1986年と1993年のパイプラインマスターチャンピオン、トリプルクラウンのタイトルは1984年、1986年、1988年、1990年。1984年デュークインビテーショナル優勝。

世界中のサーファーが彼の突然の死にコメントを発表している。
ジェレミー・フローレスのツイッターより:「レジェンドは永遠だ。RIPデレクおじさん。グッドバイブスの戦士、海の戦士。愛してるよ。そのバイブスはいつまでも忘れない。」

(李リョウ)

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