2020年10月下旬、大西洋のポルトガル・ナザレに歴史的サイズの巨大なスウェルが入っていることをご存知だろうか?
WSLやInstagramのフィードはこの話題で盛り上がっており、信じられないような映像の数々が更新。
軽く60ftオーバー、まるで山のような波に乗るには当然ジェットスキーのトーインが必要であり、2020年2月に開催された『Nazare Tow Surfing Challenge』で優勝したカイ・レニー&ルーカス・チアンカのペアを始め、ポルトガルを代表するビッグウェーバー、ニック・ヴォン・ラップ、ジャスティン・デュポン。
その他、新型コロナウイルスで国を跨ぐ移動が困難な中でも調整が出来たビッグウェーバーが集結。
「これこそ自分がずっと待っていたウネリだよ。2009年からナザレのチャートを見てきたけど、これほど大きくてクリーンな波は見たことがないね」
ニック・ヴォン・ラップ
ギャレット・マクナマラは「イェマヤ(海の女神)は海で生きている。彼女が水曜日に特別なものを届けてくれるだろう。彼女は見返りを求めず、いつも与えてくれるんだ。だから、彼女を大切にして守り、愛しましょう」とホノルルからリスボンまでの約30時間の旅の道中、自身のInstagramに思いを綴った。
更にWSLカウントダウンのヨーロッパレッグを制したイタロ・フェレイラも登場。
ナザレでのイタロのサーフィンシーンは恐らく初、新たな限界に挑戦した。
(空海)