五十嵐カノアのVlogを始め、精力的にサポートするライダーの映像を制作している「Red Bull」が11月18日に看板サーファーでもあるカイ・レニーの新映像シリーズ「Life of Kai」を公開した。
現在28歳のカイは『Nazare Tow Surfing Challenge』の優勝を始め、数々のビッグウェーブイベントで活躍。
パドルボードでの世界選手権を8度も制し、カイトサーフィン、ウィンドサーフィンのイベントでも優勝。
そして、ハイドロフォイルの世界ではパイオニアとマウイ島出身らしく、様々なウォータースポーツを愛し、その全てで究極のスキルを持っている。
「この惑星で最高のビッグウェーブライダーになるのが目標さ」
カイ・レニー
「Life of Kai」はすでにシーズン1のエピソード5までが公開されている。
シーズン1は2019/2020シーズンに開催されたホームのJAWS、ポルトガル・ナザレでのWSLイベントの二つに分かれて構成。
JAWSでは何度も手が届きそうになりながらも同島のビリー・ケンパーに奪われてきたタイトルへの思いや、情熱。
自由に解き放たれるために積み重ねている尋常ではないトレーニングの模様もクローズアップ。
ナザレではパートナーのチャンボことルーカス・チアンカとの関係や、優勝ともう一つの目標であったハイドロフォイルでの挑戦にも焦点を当てている。
大波に巻き込まれてジェットスキーを壊し、自らも大怪我を負うアクシデントにも遭遇と各エピソードには数々のハイライトが用意されている。
日本語字幕は用意されていないものの、映像を見ているだけで満足出来るクオリティの高さだ。
「生涯、マウイ島でウィンドサーフィンをしていた両親の息子として育った自分は海に入りたいという気持ちが全てだった。自分が最も海との繋がりを感じたのが大きな波に乗った時だったんだ。成長するのにつれてその繋がりを広げたいと思ったね。だから、海の上で出来るだけ多くの異なる分野にも挑戦した。このシリーズでは世界中でその繋がりを追いかけているんだ」
カイ・レニー
「Life of Kai」はスマホのアプリなどで視聴可能な『Red Bull TV』で無料配信中。
WSLのライブ中継だけでは伝わらないリアルなカイ・レニーがここにある。
(空海)