コロナ禍のノースショアは例年と異なるのか?
それはYesでもあり、Noでもある。
観光客は確実に少ないものの、年末に開催された『ビラボン パイプマスターズ』と年明けに予定されている第2戦の『サンセットオープン』参加のためにCT選手は自国にも帰れず、ノースショアに入り浸っているし、ビーチでのマスク着用率は低く、コロナ禍はどこか違う星のものなのかと錯覚してしまうほどのんびりしている。
都筑有夢路、安室丈、稲葉玲王などのジャパニーズプロもノースショア入りしているようだ。
マスターズ終了後のノースショアは連日ハイレベルなフリーサーフィンのセッションがどこかしらのブレイクで行われ、その模様はデジタル化したトリプルクラウンの公式サイトや、『Wave of the Winter』のタイムラインなどに流れている。
そんな中、話題になっているのが念願のマスターズ初制覇を成し遂げたジョン・ジョン・フローレンスとケリー・スレーターのサンドバーセッションの映像。
親子でもおかしくない年齢差のこの二人がノースショアのサンドバーで同じ波に乗り、交互にターン繰り返すパーティウェーブから始まり、二人のフリーサーフィンのハイライトが惜しげも無く公開されているのだ。
マスターズで、ケリーがジョン・ジョンに炎上覚悟でドロップインしたことが大きな話題になっていたが、今度はそのお返しとばかりにジョン・ジョンがケリーにドロップインをしてパーティーウェーブを楽しむシーンもある。
最後にはコンテストなら10ポイントが出てしまうような高さのバックサイドエアーリバースをジョン・ジョンがメイク。
これにはケリーも’眉を上げ’て驚くしかなかったようだ…。
ちなみにジョン・ジョンはデジタル形式になった今シーズンのトリプルクラウンのハレイワで現時点の最高スコアを出している。
その映像は以下。
(空海)