先週末は低気圧や前線の影響で関東では昨年の10月ぶりのまとまった雨が降った。
今週末は西から高気圧が張り出す一方、北日本は冬型の気圧配置が続く模様。
なお、今年は2月3日が立春で、前日の2月2日が節分。
2月2日が節分になるのは、明治30年以来124年ぶりになる。
2021年に節分がずれたのは、一年が365.2422日で計算され、0.2422日=約6時間が年々ずれた結果だ。
ちなみに節分とは、二十四節気の各季節の始まる前日のことで、夏、秋、冬にも当てはまるが、旧暦の一年の始まりから立春の前日の節分だけが重要視されるようになったと言われている。
節分は厄や災難をお祓いする風習があり、豆まきに使用される大豆は魔除けや生命力に関する霊力が込められていると考えられている。
「魔目=まめ」という説もある。
関東は場所を選べば遊べる週末になりそう
週末は冬型の気圧配置が西から緩む模様。
関東では29日の金曜の時点で湘南も含めてウネリは十分にある。
30日の土曜日、湘南ではサイズダウンに加えて日中は南よりの風が入りやすくなる見込みなので、早めの行動が良さそう。
31日の日曜日は風が弱いながら、サイズダウンが進み、厳しくなる可能性がある。
千葉・茨城は30日の土曜日が西〜北西風が強く、サイズダウン傾向となることが予想される。29日の金曜の時点でまだハードな場所が多いので、落ち着いて海に入れる場所が増えそうながら、強い風がネックになりそう。
特に北部ではオフショアの場所でも影響が気になるほど風が強い可能性がある。
31日の日曜日は北西風、後半は北〜北東風が入りやすくなる見込み。
アリューシャン方面の発達した低気圧からの北東ウネリに反応する可能性がある。
特に千葉のウネリを拾いやすい場所の前半は風もかわしてコンディション的に整うことも考えられる。
西日本は九州の前半
西日本は29日の金曜の時点で国府の浜などの東向きの場所でも厳しいスモールコンディション。
九州に関しては最大カタサイズある。
週末も国府の浜などは前半をピークに北西風が強まりやすく、ウネリは抑えられた形。
スモールコンディションが続くことが予想される。
九州は西〜北西風、日中は南〜南東風が入りやすくなる見込み。
サイズダウン傾向となることが予想されるため、30日の土曜日の前半狙いが無難だろう。
日本海
日本海は29日の金曜の時点で強い西〜北西の季節風によりクローズアウトしている場所が多い。
週末も北日本では季節風が強く、多少落ち着く可能性があるだけで基本的には厳しそう。
西日本も30日の土曜日は厳しそうだが、31日の日曜日は風がおさまり、回復する可能性がある。
(THE SURF NEWS編集部)