4月6日、東京五輪に向け、ロシアサーフィン連盟の代表チームが、北方領土で合宿していることを北海道ニュースUHBが報じた。
報道によれば、同連盟の代表チームの候補選手6名が、3月31日に北方領土の国後島で練習を始め、合宿は約2週間の予定。「領土を主張するロシア政府の意向をくんだとみられている」と伝えている。
ロシアサーフィン連盟は、公式Instagramに以下のように投稿し、15のポイントをリストアップしているようだ。
「国後島には100ものサーフポイントがあります。それぞれのポイントを見つけ地図を作るよう努力しました。まだ一部分しかできていませんが、より多くのポイントを発見できるはずです。合宿の最初の4日間で、太平洋側を探索し、ポイントを見つける事ができました」(※Google翻訳を参考)
なお、ロシアは組織的なドーピング検査データの改ざん問題で、東京五輪には国としての出場は禁止されており、厳しい条件を満たした選手のみ個人資格として参加できることになっている。
今回の合宿メンバーの中には、五輪選考大会「2019 ISAワールドサーフィンゲームス」にロシア代表として出場した選手やコーチなども含まれている模様だ。同大会でロシア選手は男子の最上位が109位、女子最上位が81位だった。
東京五輪への出場資格得るには、5月末に中米エルサルバドルで予定されている「2021 ISAワールドサーフィンゲームス」で、男子上位5名・女子上位7名に入る必要がある。
(THE SURF NEWS編集部)