1995年のJPSAグランドチャンピオンでJPSAの副理事長を務め、49歳の今年も現役でJPSAツアーを回る予定だった小川直久が潰瘍性大腸炎が悪化して大腸がんになり、2021年2月にがんの摘出手術をして再発防止のために抗がん剤治療を行なっていると自身のSNSで告白しました。
2021年JPSAは5月31日から一宮海岸で開幕してショートボードは10月までに5戦用意されていますが、小川直久は治療に専念するためにツアーの出場を断念するそうです。
2020年10月に地元鴨川で開催されたJPSA特別戦『さわかみチャレンジシリーズ鴨川』でQF進出を果たし、50歳までは現役を続けると話していた小川直久。
過去にパイプラインマスターズでブルース・アイアンズとマーク・オクルーポを相手にパーフェクト10と9.80を出して日本が誇るパイプライナーとしてメディアを賑わせていたこともあります。
一日でも早く元気にコンテストに戻ってくれることを祈っています。
皆さんにご報告があります。
Facebook@naohisa.ogawa.52 より
まずは、コロナ禍において医療現場で活動されている医療従事者の皆様に敬意と感謝をもうしあげます。
今日は僕の体調の事をお知らせさせて頂きます。
去年の10月頃から体調に異変があり、検査をしたところ大腸がんが発覚しました。
実はだいぶ前から僕は潰瘍性大腸炎になってしまっていて、この病気は良くなったり悪くなったりを繰り返す病気で、なかなか完治しない難病です。
ここ5年ほど調子が悪く、この状況の中で試合に出たりしていたのでかなり無理をした状態が続き潰瘍性大腸炎が悪化した影響でがんになってしまったようです。
いろいろ検査をしたところ、さいわい他の臓器には転移していませんでした。2月の前半にがんの摘出手術。
手術は成功しましたが、万が一再発しない為に医師に半年の抗がん剤治療を薦められ今も治療を続けています。
今年のツアーは出場できませんが、復活に向けて今季は治療に専念しようと思います。
絶対に治して新しい自分になり戻って来ますので皆さんそっと見守って頂けたらありがたいです!
小川直久
(THE SURF NEWS編集部)