6月8日、静岡県牧之原市静波に整備された「静波サーフスタジアム」のライディング映像が公開された。
アメリカ・テキサス州のWacoにある「BSRサーフリゾート」と同じAmerican Wave Machines社の造波装置を導入している静波サーフスタジアム。
当初は2020年秋開業としていたものの、世界的なコロナ禍の影響で資材搬入などが遅れていたが、それでも今年冬にはプール部分はほぼ完成。5月時点ではクラブハウスも含めた建物が全て完成していたが、コロナ禍における入国制限の関係でアメリカ本国の技術者が日本に入国できず、波のオペレーションの調整が出来ないために開業が延期されていた。
この度、厳しい入国制限が続いていることから、カリフォルニア州ソラナビーチにあるAmerican Wave Machinesの管制室からリモート操作で波のオペレーションを実施。Volcom協力のもと、脇田泰地・紗良兄妹がテストライダーを務めた映像が公開された。
2月の試運転時に比べかなりサイズアップしており、二人ともライトの波に2発当てたところで映像が切れているが、映像を見る限りは3~4マニューバーはトライできそうだ。
様々な波のバリエーションが生成できるこの装置。今回の映像がどのような設定になっているかは明らかにされていないが、続報も楽しみにしたい。
▲2021年6月ライディング映像
▲2021年2月の試運転の様子
(THE SURF NEWS編集部)