13歳のときにシャークアタックにあい片腕を失いながらも、今も世界で活躍を続けるカウアイ島出身のウィメンズプロサーファー、ベサニー・ハミルトンの新作映画『Unstoppable』。今夏の公開に先立ち、ニューヨーク・トライベッカ映画祭でワールドプレミアが実施されている。
2011年に公開された『ソウルサーファー』では、シャークアタックを受けたベサニーが様々な葛藤を乗り越え、片腕というハンディキャップ持ちながらも再びサーフシーンの第一線にまで返り咲いていく姿が描かれ、世界中で多くの支持を集めた。
今作『Unstoppable』では、シャークアタックから15年経った現在の彼女をフィーチャー。二児の母として日々育児に追われる彼女とその家族への密着取材や、ベサニーの過去のライディング映像を織り込みながら、彼女のキャリア史上最大のビックウェーブにチャージしようと挑戦を続ける彼女の現在を映し出す。
監督は、これまでにNikeやJeepなど大手ブランドとコラボ経験を持つ、サーフフィルマーのアーロン・リーバーが務めている。
▼ベサニーハミルトン(中)とアーロン・リーバー(右)
トライベッカ映画祭公式サイトでは以下のように紹介されている。
「Unstoppableを見た人は、一人の女の子が女性になっていく姿、そして勇敢な一人のアスリートがワールドチャンピオンになるまでの信じられないような人生の旅を目の当たりにすることになるでしょう。そして”女の子のサーフィン”の概念が変わるはずです。」
各国での公開日について、世界中から問合せが殺到している模様だが、公開予定の詳細は現在計画中とのこと。
エアリバースまでメイクしているトレイラー映像をチェックして、日本での公開も待ち望みたい。
トライベッカ映画祭公式ホームページ
ベサニーハミルトン公式ホームページ
(THE SURF NEWS編集部)