ラビットやジェリー・ロペス、マーク・リチャーズなどをフィーチャーした永遠の名作「ストームライダーズ」を始め、「グリーンイグアナ」「シック・ジョイ」「オッキー・ザ・オキュメンタリー」など数々の作品を制作したサーフィンムービーの巨匠ジャック・マッコイがあのビートルズのポール・マッカートニーとサイドプロジェクトを進行。
パンデミックの間に制作して2020年12月に発売されたアルバム「マッカートニーIII」の一曲「スライディン」の公式ビデオをジャック・マッコイに依頼したのだ。
実はジャック・マッコイとポール・マッカートニーは友人でもあり、2011年に始めて「ブルー・スウェイ」という曲の映像をジャック・マッコイが手がけていた。
それはお得意の水中カメラを多用したまさに’ブルー’一色の美しい映像だった。
2度目の共演となる今作は海外への渡航が制限されている中で行われた。
ジャック・マッコイは仲間のカイ・ネビルに連絡、クレイグ・アンダーソンのストック映像を手に入れ、それをポール・マッカートニーの新曲と組み合わせたのだ。
クレイグ・アンダーソンの優雅で詩的なサーフィンを編集したその作品は『国際サーフィンの日(International Surfing Day)』に公開され、収入はサーフライダー・ファウンデーション・オーストラリアに寄付された。
(空海)