24日、ISA(国際サーフィン連盟)は、2020年東京オリンピックに向け、選手委員会を設立したことを発表した。サーフィン、SUP、その他全てのサーフィン関連競技において、選手達の意見をより反映していくことが目的。
ISA選手委員会の委員長には、これまでISAのショートボード・ロングボード・SUPの3部門でメダル獲得経験のあるフランスのジャスティン・デュポンが任命され、日本からは大野修聖が委員会メンバーとして抜擢された。
2020年東京オリンピックまで、あと2年。
各国のオリンピック出場枠獲得において重要な意味を持つ『ISAワールドサーフィンゲームス』。今年は、9月に愛知県田原市(通称:伊良湖)にて『2018 アーバンリサーチ ISAワールドサーフィンゲームス』として開催され、日本での開催は1990年以来8年ぶり。各国がオリンピックにむけ本格始動することが予想される。
■委員長
Justine Dupont(FRA)
■職権委員
Barbara Kendall(NZL)
ISA副会長で、全米オリンピック委員会(ANOC)の選手委員会委員長。5度のオリンピック出場経験あり。
■メンバー
Dylan Lightfoot(RSA)
Alana Nichols(USA)
大野修聖(JPN)
Casper Steinfath(DEN)
Miguel Tudela(PER)
Ella Williams(NZL)
■活動目的
・選手達の権益を代表してISA委員会に伝えること
・サーフィン、SUP、その他全てのサーフィン関連競技のガバナンスにおいて、選手達の意見を更に反映していくこと
・選手に関する問題について、積極的に検討しISAに助言すること
・現役/以前の世界的なアスリート達に、サーフィンの継続的な発展のために貢献する機会を提供すること
・IOC(国際オリンピック委員会)やその他スポーツ団体との情報共有
(THE SURF NEWS編集部)