今週も不安定な天候が続いたが、週後半になって梅雨前線の活動が弱まり、高気圧の勢力が強まってきた。
関東甲信などでも梅雨明けは秒読みとなり、同時に台風の接近が予想され始めている。
以下はWindyの情報で予想が変わる可能性もあるが、東京五輪のサーフィン競技初日の7月25日は南西諸島付近に台風が進み、会場の志田下にはオンショアとなる北東風が強まる予想。
波高も上がっているので、コンディションは別にして波のサイズは期待出来そう。
関東は東〜南東ウネリに敏感な場所へ
今週末は高気圧の中心が東海上から張り出す模様。
関東では朝の内風が弱く、日中は南東風が入りやすくなる見込み。
高気圧からの吹き出しによる東〜南東ウネリで千葉・茨城は敏感な場所でコシ〜ハラ程度のサイズが続きそう。
風を考慮すると早めの行動か、風の影響を軽減出来る場所を狙いたい。
16日の金曜日の時点でヒザ〜モモサイズの湘南は週末も大きなサイズ変化なく、日中は風の影響も気になることが予想される。
ロングや小波に対応出来るボードを用意して風が吹き始める朝の内にサーフィンするのが無難だろう。
なお、今年は東京五輪の開催に合わせて祝日が移動。
7月19日の海の日は開会式前日の7月22日へ。
10月11日のスポーツの日が開会式の7月23日へ。
8月11日の山の日が閉会式の8月8日になる。
西日本は風の影響が大きく出てしまいそう
西日本は南西諸島付近に接近する熱帯低気圧の影響が週末には早くも出てきそう。
東よりの風が強めに吹き続き、風波や高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリが強まる可能性があるが、コンディション的には期待出来ない。
宮崎は天候も崩れ、特に17日の土曜日は局地的な大雨も予想されているので、サーフィンよりも防災対策を万全にしたい。
日本海は穏やかな週末
16日の金曜日の時点でフラットの場所が大半の日本海。
週末は秋田などで北よりの風波が僅かに強まる程度で基本的にはこの時期らしい穏やかなコンディションが続くことが予想される。