遂に開幕した東京五輪。
五輪初のサーフィン競技に期待が高まりますが、一方で懸念されている新型コロナウイルスの問題。
特に選手村に滞在する選手や関係者のPCR検査陽性が連日伝えられています。
サーフィン競技に参加する選手は会場近くである千葉の志田下付近に滞在しているために比較的人との接触が少ないのですが、100%ではなく、開幕前日にポルトガル代表のフレデリコ・モライスが自身のInstagramでPCR検査の陽性反応により参加が出来なくなったことを発表しました。
”私がこれまでに投稿した中で、最も悲しい動画になりそうだよ。2019年、私はCOVID-19のために延期された2020年の東京オリンピックの出場権を獲得した。そして今、ウイルスのせいで、私は競技に参加することも国を代表することもできなくなった。
幸運なことに私の人生は常に壁が立ちはだかり、それを一つずつ克服してきましたが、今回も同じだよ。
2024年のパリに向けて私は準備ができている。
祖国ポルトガルに幸あれ!
その思いだけでも、一緒に参加するよ!”
フレデリコはAP通信が報じた声明の中で”感染には十分に気を付けていたよ。1ヶ月以上前にワクチン接種も済ませたけど、結局感染してしまった。体調は良い。隔離を続け、ポルトガルチームの一分一秒を見守るつもりださ。”と話していました。
フレデリコはサーフィン競技のR1H2に日本の五十嵐カノア、フランスのジェレミー・フローレス、ペルーのミゲル・トゥデラと対戦する予定でした。
代理の選手に関してはまだ発表されていません。
(THE SURF NEWS編集部)