2008年にゴールデンルーキーとしてCT入りを果たし、2年後にはランキング2位とツアーを代表するサーファーへと成長してその後も10年以上ノンストップで戦ってきた南アフリカのジョーディ・スミス。
パンデミック前の2019年もタイトル争いに絡んで3位。
2021年もマーガレットリバーで2位になるなど好調で東京五輪の代表にも選ばれていたが、地元ダーバンでのフリーサーフィン中の怪我で全て台無しになってしまった…。
LCL損傷(膝外側側副靭帯損傷)で戦列を離れ、4ヶ月海からも遠ざかっていたジョーディは8月にJ-Bayで開催されたロングボードコンテスト、『South African Longboard Championships』でコンテスト復帰を果たし、その後も順調に回復しているそうだ。
怪我の前に十分なポイントを重ねていたジョーディは2021年CTランキング7位で2022年もツアーに参加する。
そのジョーディを2020年のハワイから18ヶ月間追ったシリーズ、「SILVER LININGS」のエピソード1が「O’Neill」の公式YouTubeで公開されて話題になっている。
初めて父親になったことや、ホームでの最高の波、選手生命を脅かすような大怪我でオリンピックを辞退するところまで。
ジョーディが経験したジェッスコースターのような怒涛の18カ月。
エピソード1はパンデミックによって世界が封鎖され始めた時にいたハワイのフリーサーフィンから南アフリカへの送還便に乗る場面までが映し出されている。
(空海)