東京オリンピックでサーフィン銅メダルを獲得した都筑有夢路が「神奈川スポーツ賞・オリンピック賞」に選出された。サーフィン競技選手が同賞を受賞したのは初めて。
同賞は、神奈川県内の中学校・高等学校の出身者等でスポーツの向上発展に尽力し、顕著な成績を個人または団体を表彰するもの。神奈川新聞社と共同で毎年実施しており、オリンピック開催年は「オリンピック賞」「パラリンピック賞」も選出される。
第70回となる今回は計11名2団体が選出。オリンピック賞には、都筑有夢路のほか、ソフトボール・金メダルの山田恵里選手、清原奈侑選手。柔道・金の高藤直寿選手、バスケットボール・銀の宮沢夕貴選手、競泳・銀の本多灯選手が選ばれた。
11月3日の文化の日に関係者のみで贈呈式が行われる。都筑有夢路は欠席予定だが、受賞者には神奈川県知事と神奈川新聞社社長の連名による表彰状とトロフィーが贈られる予定だ。
神奈川県の担当者は、THE SURF NEWSの取材に対し「都筑選手には次回の2024年パリオリンピックでの金メダル獲得に向けた更なる活躍を期待しております」とコメントした。
藤沢市の「市民栄誉賞」に続き、神奈川県の「オリンピック賞」も受賞した都筑有夢路。五輪開幕前に「コロナ禍で悲しいニュースが多いなか、自分が頑張ることでみんなが嬉しい気持ちになってくれたら」と発言していた通り、明るいニュースの輪をどんどんと広めている。
(THE SURF NEWS編集部)