1月29日からパイプラインで開幕する2022年シーズンの直前。
ストーブリーグの最初の主人公はカリフォルニア・サンクレメンテを代表するコロへ・アンディーノだ。
彼の10年にも渡るCTキャリアを支えてきたHurleyとの10年契約が切れ、カリフォルニアの老舗ブランドO’NEILLが迎えることが自身のInstagramで発表された。
現在27歳のコロへとHurleyとの関係は15歳の時までさかのぼる。
当時サーフィン業界に乗り込んできたNikeが有望だったコロへと契約。Nikeは数年後の2013年に早々とサーフィン業界から撤退するものの、子会社のHurleyがジュリアン・ウィルソン、カリッサ・ムーア、レイキー・ピーターソンなどをそのまま引き受けていた。
コロへはHurleyと良い関係を築き、2019年12月に投資会社のブルースター・アライアンスに売却され、契約金の問題などでジョン・ジョン・フローレンスなどが離脱した後もHurleyに残り、2021年には東京オリンピックサーフィン競技のアメリカ代表として大舞台に立っていた。
CTでは中堅となるコロへはオリンピック出場が証明している通り、世界トップの選手であり、ワールドタイトルを狙える実力も持っている。
更に恵まれたバックグランドやルックスなどでスター性も十分ある。
2021年12月には第一子が誕生したばかりでプライベートも充実。
今回のO’NEILLへの移籍話は2021年の年末にSTAB誌が報じていたが、年が明けて晴れて情報解禁になったと予想される。
O’NEILLは同じカリフォルニアブランドということもあり、そのロゴに違和感はなく、O’NEILLとしては唯一のCT選手だったジョーディとの2枚看板でイメージアップにも大きく貢献するだろう。
’多くの伝統を持つオニールのチームの一員になれることを光栄に思うとともに、これからの数年間を楽しみにしているよ’
コロへ・アンディーノ
(空海)