アメリカン・ウェーブ・マシーンズ社が4月19日にライセンスパートナー、パーフェクトスウェル®ジャパン(PSJ)を設立すると発表しました。
PSJは静波サーフスタジアムの成功を基に東京都渋谷区にオフィスを構え、コンセプト立案から運営までを行う企業で、今後は大規模な複合施設やリゾート開発、小規模な都市型サーフアリーナの両方に対応する予定。
PSJのチームはスポンサーシップ、メディア、日本の競技サーフィンの専門家で構成され、日本のサーフコミュニティの発展に力を注ぐそうです。
PSJの計画
「私たちの目標は日本における深く活気のあるサーフィン文化に貢献し、PerfectSwell®ブランドを確立することです。サーフカルチャーと現代建築を融合させ、ユニークなロケーションの本質を捉えるためにデベロッパーとパートナーシップを組むことを楽しみにしています。PerfectSwellの会場は一流のサーフイベントと幅広い魅力を持つエンターテイメントプラットフォームとなることでしょう」 とCEOの林恵一氏はコメントしています。
2021年の東京五輪では日本代表とUSAサーフィンチームの事前合宿に静波サーフスタジアムが使用されていましたが、PSJはこれを引き継ぎ、日本のアスリートたちの競技機会を拡大する計画。
「PSJは最適なトレーニングを繰り返し提供するための重要な役割を担っていきます。オーダーメイドの波を繰り返し提供することで、最適なトレーニングを行うための重要な役割を果たします」
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 PSJディレクター兼サーフィン競技スポーツマネージャーの井本公文氏
「PSJには世界中からサーファーが訪れ、サーフィンを盛り上げ、新たな競技の機会を創出します。ここでは誰もが平等に波に触れることができるため、サーフィンの本質を体験することができるのです。サーフィンがより身近になり、多くの若いアスリートが世界的なサーファーになることでしょう」
PSJディレクター プロサーファーの湯川正人氏
静波サーフスタジアムの公式サイト
https://www.surfstadium-japan.co.jp/
アメリカン・ウェーブ・マシーンズ社について
2018年にテキサスに商業施設としてオープンした「パーフェクトスウェル」を利用した「BSRサーフリゾート」はこれまでの次世代人工波よりもエアーやリップアクション向けで当時は大きな話題になりました。
アメリカン・ウェーブ・マシーンズ社は「パーフェクトスウェル」と「サーフストリーム」という人工波技術の発明者であり、開発者。
世界クラスのサーフ施設を開発し、実績ある財務状況とストークサーファーを擁しています。
これらの施設は人工波市場でユニークな存在であり、世界中で50以上の特許で保護されています。
サーフストリームは100人規模、パーフェクトスウェルは1,000人規模のサーフプールを提供しており、2007年以来、世界中のアメリカン・ウェーブ・マシンズで4,000,000以上のサーフセッションが楽しまれています。
(THE SURF NEWS編集部)