4月22日から24日の3日間にわたり、千葉・ZOZOマリンスタジアムアクションスポーツの国際競技会「X Games Chiba 2022 Presented by Yogibo」が開催。23日には『JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2022 NEXT GENERATION』の表彰式が実施され、サーフィン部門は岩見天獅と松岡亜音が受賞した。
1995年にアメリカで始まった「X Games」は、夏季はスケートボード、BMX、Moto X。冬季はスキーとスノーボードのトップアスリートたちが活躍し、25年以上もアクションスポーツのシーンで絶大なる影響を与えてきた大会。
これまでに世界12カ国開催されてきた同大会は、今回日本初上陸。男子ストリート部門では五輪金メダリストの堀米雄斗が優勝するなど、世間でも話題を集めた。
その中日となる4月23日、サーフィン、スケートボード、スノーボード等のアクションスポーツ界で活躍、発展に貢献した、ライダー、個人、団体を表彰する『JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2022 NEXT GENERATION』が開催された。
同アワードは、これまで2014年から2019年まで6回開催されており、サーフィンでは五十嵐カノアや都筑有夢路、その他部門では平野歩夢、堀米雄斗、西村碧莉、村瀬心椛等、世界を舞台に活躍する選手達が受賞。
これまではメジャースポーツのように認知を拡大すること等を目的に開催されてきたが、東京五輪や北京五輪での日本選手の活躍により注目を集めるようになったことから、今回から「アクションスポーツ界の次世代を担うネクストジェネレーション」にスポットライトを当てて実施されることとなった。
【選考概要】
・SURFING / SKATEBOARDING / SNOWBOARDINGにおいて、世界選手権が開催される競技、オリンピック競技の選手
・12歳以上〜20歳未満の男女
・日本アクションスポーツ連盟 JASAによって選手を選考
※上記対象選手であっても、これまでJASA AWARDを受賞した選手、オリンピックに出場した選手は選考対象から除外
新しい『JAPAN ACTION SPORTS AWARDS』では、サーフィン、スケートボード、スノーボードの3つのカテゴリーから受賞者を男女1名づつ選出。サーフィンは岩見天獅と松岡亜音、スケートボードは池田大暉と織田夢海、スノーボードは荻原大翔と村瀬由徠が受賞した。
16歳の岩見天獅は、日本サーフィン連盟のジュニアオープンサーフィン選手権大会U16部門で2020年~2021年と2連覇。今年はU18部門で優勝。2022年3月、志田下で行われたWSL ASIA OPENのプロジュニアも優勝し、2022年JPSA開幕戦でも2位となった。
「この様な大きな賞を頂いてビックリしていますし夢のようです!感謝しております。1日、X Games を会場で見てきました!アクションスポーツ会の世界のトップの選手たちを生で見ることができて、本当にいい刺激になりました。会場をあんなに沸かせられるようなサーフィンが出来るようになりたいと思いました」
Instagram @tenshiiwami
同じく16歳の松岡亜音は、昨年、JPSA公認プロになった『第25回 茨城サーフィンクラシック さわかみ杯』で優勝。年間ではルーキーオブザイヤーとグランドチャンピオンのダブル受賞し、連盟40年の歴史上最年少王者となった。WSL ASIA OPENプロジュニアでは、岩見天獅とともに優勝も果たした。
「JASA AWARDS ネクストジェネレーションアワードを受賞しました。嬉しい気持ちでいっぱいです。XGamesで色々なアクションスポーツを生で見ることができ、刺激を沢山受けました。私ももっともっと沢山の技にトライし高いレベルを目指して、目標であるワールドチャンピオンになれるように頑張ります」
Instagram @anon_matsuoka
(THE SURF NEWS編集部)