JPSAロングボードのカレントリーダーであり4度のグランドチャンピオンの「ぴろたん」こと吉川広夏が、カリフォルニアで今年8月と10月に開催される世界最高峰のロングボードコンテスト(WLT)にアジア代表として参戦することが決定。彼女を応援するためのクラウドファンディングが、6月21日17時よりCampfireでスタートした。
「世界最高峰のロングボードサーフィン大会への挑戦!」では、コロナ禍で諦めかけていた世界への挑戦をきっかけに、これまでの歩み・軌跡、ロングボードへの想い、世界大会に参加するための誠実な想いが語られている。
なお、今回のクラウドファンディングでは、具体的には大会エントリー費、滞在費、限定応援グッズの制作費などにかかる費用の一部にあてるため、目標金額は80万円に設定されているが、目標額をさらに上回った場合には、カメラマンも同行する形で映像作品に残したいとのこと。
感謝のためのリターン設定は、Tシャツやトートバッグなどオリジナルロゴを使用した応援グッズのほか、撮影付きのフリーサーフセッションなど嬉しい特典も多数。
夢の舞台へのチケットを手にした彼女を応援したいという方は、ぜひチェックしてみて欲しい。
■クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」
世界最高峰のロングボードサーフィン大会への挑戦!
期間: 2022年7月25日(月)まで
URL: https://camp-fire.jp/projects/view/597094
2022年のWLT
WLTは今シーズン全3戦行われる。メンズ、ウィメンズ共に20名で、2021年ランキングトップ10、各リージョナルから選ばれた7名(アジア代表は1人のみ)、WSLワイルドカード1名、イベントワイルドカード2名で構成される。
初戦、5月にオーストラリア・マンリーで開催された『Sydney Surf Pro WLT』では、田岡なつみと井上鷹がQF進出の5位となった。ぴろたんも参戦する残り2戦は、8月にハンティントン・ビーチで『US Open of Surfing』の期間中に行われる『Vans Duct Tape Invitational』、そして10にマリブで行われる『WSL Longboard Championships』だ。
第1戦、第2戦は優勝が5,000ポイント、最終戦のマリブのみ10,000ポイントが与えられ、ワールドタイトルは3イベントの内、ベスト2イベントのポイントで争われる。現時点ではまだ全選手にワールドチャンピオンとなるチャンスがある。
◾️5月16日〜24日
オーストラリア・マンリービーチ
『Sydney Surf Pro WLT』
◾️8月3日〜7日
カリフォルニア・ハンティントンビーチ
『Vans Duct Tape Invitational』
◾️10月3日〜13日
カリフォルニア・マリブ
『WSL Longboard Championships』
(黒本人志)