サーフィンの歴史を振り返ってみると、古代ハワイアンが起源であったり、ペルーのトトラボートが世界最古などの諸説がありますが、なにはともあれパイオニアが存在します。
つまり、パイオニアがサーフィンを始めるようになる以前にはサーフィンは存在していないことを意味し、ということは現在であっても新たなスポーツやアクティビティが生まれたとしても何ら不思議ではありません。
まさにそのケースが当てはまるのが、イギリスのカイル・デントが発案してすでに特許取得済みとなっている「BrushBoarding(ブラッシュボーディング)」。
フローライダーに似たルックスのブラッシュボーディングですが、ブラッシュボーディングでは水流を利用するのではなく、クッション素材のブラシを回転させた上をボードで滑る事になります。
横乗りということでサーフィン、スケート、スノーボードに似た印象を持ちますが、一般的な横乗りスポーツとはテーマが全く異なるとのこと。
ブラッシュボーディングは楽しみながら体幹を鍛えたりとフィットネスという位置付けであるため、年齢層を問わず誰もが楽しめるアトラクションだそうです。
ブラッシュボーディング自体は2010年以降、ポルトガルやオーストラリアなどでデモンストレーションが行われてきて、満を持して今年2022年に北アメリカへと切り込むとか。
その舞台となるのが、米国フロリダ州オーランドで11月に開催されるIAAPA(国際アミューズメントパーク・アトラクション協会)エキスポ。
実は2019年にもIAAPAエキスポへの出展を目指していたものの、出展者数上限の問題から断念となり、その後はコロナ禍となっていたので念願の出展となるわけです。
果たして、ブラッシュボーディングがアメリカから世界へ向けてヒットすることになるのか注目したいところです。
公式サイト「Brushboarding」